過渡期を過ごすということ
最近引っ越しの準備とかでバタバタしており、全然映画を見てないので新しい話題がありません…。
というわけで今日も、僕が普段からボンヤリ考えていることを書き連ねたいと思います。今日は、生活とか考えの過渡期について。
「変わってる最中」は苦しい
僕はいつも自分の何かを変えたいと思って生きている、つもりです。なんせ今の自分にあんまり満足してないし、すごく好きなわけじゃないから。
でも、「自分の何かを変える」のはひどく労力を必要とします。だからこそ、人は今の自分のままで過ごす方法を探すのです。
しかし最近それなりに生きてたらわかってきました。「変わった先の生活の方が安定していて生きやすい」。自分に対する不満点を解決した後の生活の方が、変わる前のうだうだしてたしてた自分より好きだなってことです。
皆なんとか自分を変えたい
自分を変えるのはすごく大変だが、皆それなりに「自分を変えたい」と思っていて、その手立てを探してるのかなと思いました。なんで思ったかというと、はあちゅうの本を借りて読んだからです。
とにかくウツなOLの、人生を変える1か月 (角川書店単行本)
- 作者: はあちゅう
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2016/04/28
- メディア: Kindle版
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これなんかまさに、OLが「自分を変えたい」と思う話でした。そしてどうやらこれは珍しい思いではなく、普遍的な、ありがちな思いだってことがわかりました。
自分を変えたい気持ちはあるものの、変えるのは億劫だなあ…
そんな自分に打ち勝って行きたいです。
あ、ふと思い出しました。作家の西尾維新が本の中で言ってました。
「変わりたいと思う思う気持ちは、自殺だよね」
確かにそうです。自殺するくらいの勢いがないと、本質は変わらないのか変わらないのかもな…なんて。
あなたは何をしてる時が一番幸せですか?
僕はいつも、会ったばかりの人に「何をしてる時が一番幸せ?」って聞きます。これを聞けば、その答えでその人の人となりが少し見える気がします。
「ああ、美味しいものを食べるのに価値観を置く人なんだな」
「へー一人でいるより皆でわいわいしてる方が楽しいんだな」
というように。まあそれだけでわかった気になるのはおこがましいかもしれませんが、ちょっと何か垣間見える気がします。
一人で映画館で映画を見てる時が僕の幸せ
今まで僕の幸せな時間は、「一人で傑作映画を映画館でみてる時」でした。誰にも気を使わず、面白い映画を映画館で楽しむ…。幸せです。
「一人のほうが気が楽」「映画が好き」って僕の人間性がよく出ていますね。
でもなんだか、社会に揉まれるうちに、僕の幸せな時間が変わってきた気がします。
最近の個人的な幸せは「理解し合う会話」
なんか最近は、一対一の会話の中で、「ああ、この人とわかりあってる」って思う瞬間に幸せを感じます。
いやもちろん映画館にいくのも大好きだけど、なんか最近楽しいなと思う瞬間はいつも誰か一緒に居る気がする。
コミュニケーションはうまくいってもいかなくてもすごいストレスを感じます。でもうまくコミュニケーションが取れてるときの喜びはそのストレスを吹き飛ばすくらいに、快感です。
例えたらなんだろう…長い距離のマラソンとか、そういう、苦しみのあとに喜びがある文化的な。
ストレスを避けて、楽しいことだけ拾うような生活はやめようって思った、最近の考えが変わったことも表れてるかもしれませんね…
「生活の波」について
今日はこの後大切な用事もあるので、ささっと書いてしまいます。
ふと思った、「生活の中の、運勢の波」について。
生きていると、「今ついてるな」というツキを感じます。なんだかオカルトめいているけど、これは確かに真実だと思います。
運勢は落ちたら上がる 上がりきったら落ちる
運勢には波があると思います。当然、波打っていますから、上がったら落ちます。反対に、落ちきったら後は上がるだけです。
具体的に言うと、個人的に僕は先週は運が落ちているように思いますが、今週は反対にまずまずだったように思います。まだ上がってる途中だったらいいななんて思ってます。
これには科学的な根拠も無いし、「気のせい」なんて言われたらまったく反論できないけど、感覚的で言うとこれはあると思う
悪いことは重なるなあ 苦しい日々は続くのだ
「悪いことは重なるなあ 苦しい日々は続くのだ」って歌詞が、星野源の「くせのうた」って歌の中の歌詞にあります。
普遍的に、悪いことは続くし、嫌な気分に一度落ちたらしばらく落ち込んでしまいます。でも、だからって生活は続く。日常は終わらない。
なんとか上手にやりくりして、日々を暮らしましょう。
スターバックスが好きです
今日はかの有名な喫茶店チェーン「スターバックス」について書きます。僕の働いているビルの一階に、結構大きなスターバックスがあって、まあまあの頻度で通ってます。
ちなみに、このブログを書き始めた当初言ってたビル内の、「スープストックトーキョー」は閉店してしまいました…。
スターバックスは雰囲気が良い
どうして僕がスターバックスを気に入ってるかと言うと、「雰囲気が良い」からです。ほとんどの店舗で共通している特徴でしょうが、店内はかなりおしゃれ。店員さんも、お客さんもみんなおしゃれです。
「お前おしゃれ気取ってんのか」と言われそうですが、別に僕がおしゃれじゃなくても、おしゃれな雰囲気なところにいればいい気分ですよ!
コーヒーの味なんてはっきりとわからないし、雰囲気で喫茶店を楽しみたいです。
店員さんも、「自分はスターバックスの店員なんだ」ってオーラを纏ってて、なんか素敵ですよね。
スタバカードが素敵
ご存知でしょうか「スタバカード」。
プリペイド式で、スターバックス全店で支払い可能な、すごくおしゃれなデザインのカードです。地域限定だったり、期間限定だったり、限定販売されることが多いのでついつい集めてしまう…。
俺のお気に入りは、「京都カード」です。
うーんおしゃれ。
代官山のTSUTAYA店が好き
では〆に、僕のお気に入りなTSUTAYA店舗を紹介します。新宿の紀伊国屋前にある、TSUTAYAとくっついたスターバックスと迷いましたがこっちで!
ここの何が良いって、TSUTAYAで買ったり買うか迷ってる本読みながらコーヒーが飲める!二階は結構景色も良い!って感じです。
ちなみに、TSUTAYA近くに美味しいケーキ屋さんもあります。
今ふと思いましたが、スターバックスも明確な「ペルソナ」を設定して、経営方針を組み立ててるのかもなーなんて思いました。どうなんでしょう。
プレゼントしたい本は思い入れのある本
今週のお題「プレゼントしたい本」
ネタも思いつかないので、今日ははてなブログ公式の「今週のお題」で書いてみます。
今週はずばり「プレゼントしたい本」ということで、うーん何かな。
ふと思いついたのは小説
本と言っても絵本に漫画、実用書にビジネス書…ほかにも色々とあると思いついたのですが、俺は「小説」がいいなと思いました。
それはなぜか考えた時、小説は現代の、「スピード」が求められる娯楽の中において、楽しむのにかなり時間のかかるものです。それだけ、味わって楽しんで、思い入れも深くなるからかなーと思いました。単純に、僕が小説ばっかり読んでるからかもしれませんが。
「好きな小説」を聞けば、その人の人となりが少しわかりますよね。
角田光代「Presents」
ピッタリの小説がありました。僕の大好きな作家の角田光代さん著、「Presents」です。
この小説は、女性が一生のうちに色んな人からもらうプレゼントに関する短編集です。
親から初めてもらう「名前」や中学生のときの「初キス」など、色んな人からのプレゼントを題材にしていて、男から見ても楽しく読めました。
プレゼントはそのまま好意の表れ。好意と言わずとも、その人への「気持ち」の表れです。
目に見えない「気持ち」を見える形にして伝えるのが、プレゼントです。
好きな人に「何あげよう」と思いながら、プレゼントする品物を考えるの楽しいですよね。
まだ熱い「君の名は。」
今日も「君の名は。」について書きたいと思います。まだまだ美味しくいただけるネタです。興行収入が200億いくとかいかないとかでまだ盛り上がってるし、先週の金曜日新宿TOHOで夜の時間満席でした。
社内でも意見が真っ二つしてたり、それでも話が尽きなかったり、「君の名は。」の話してるときは皆ニコニコしてたり。
なんでまたこの映画の話をしようと思ったかというと、今日こんなエントリを見っけたからです。
これ書いた人とは絶対に仲良くなる自信があります。なぜならこの人は「君の名は。」を全面的に受け入れてるからです。
考えれば考えるほど穴だらけな映画
俺が思うに、「君の名は。」は結構設定はしっかりしてるものの、説明不足でこんなことになってるのではないかと思います。
しかし、上の記事を書いた人の言うとおり、積極的に目をつむっていけば全然許容できる範囲です!
俺も会話の違和感とか、「そんなこと言わねえよ」みたいなところは考えれば思いつきます。
しかし、それを無しにするのが、「アニメ」って表現方法の利点だし制作側からの表明だと思ってます。
「アニメを見る、現実とは違う物語を楽しむ。でも深海印の甘酸っぱいリアルさもほのかに感じられる」ってのが君の名は。の良いところだろ。全然うまく言えないけど。
辻褄が合わないところばかり見ても楽しくないよ
確かにこの映画でも、それ以外の現実でだって、辻褄の合わない理不尽なことばかり。でもそれでいいじゃない。歪な現実も映画も受け入れて行こうよって言いたいんです。
上の記事のスタンスみたいに、「まあ確かにおかしいけど、ギリ納得できるよ」って感じで寛大に生きたほうが楽だよ。
俺は意識して言ってる言葉で、「まあまあまあ」って言ってます。きつい事があって、我慢しないといけなくっても、「まあまあまあ」
まあどうにかなるし、まあ、どうにかしようよ。
話が飛びましたね。それにしても皆に語られる面白い映画です。
「イット・フォローズ」の感想
自分の考え方なり思想をつらつら書いても、なんだか面白い記事にならないことがわかってきたので、ちゃんとブログっぽく「映画の感想」を書きます。
昨日おすすめされたのは、アメリカのホラー「イット・フォローズ」です。
ホラー好きな俺としては黙ってられません。結論としては、ちゃんと怖かったし、ちゃんと凝ってました。
不気味な絵面
主人公のジェイは、ホラー映画の主人公らしく怪奇現象に悩まされます。その悩みの種は「ゆっくり歩いてくる人」です。
ジェイは最初から最後まで、「追いつかれると殺される」ことがわかっている「謎のゆっくり歩いてくる人」から逃げ惑います。
この「ゆっくり」ってのがミソで、最近のゾンビときたらダッシュで追いかけて来たり、飛んだりはねたり落ち着きません。
でも「イットフォローズ」内で襲ってくる「謎の人」たちは全然走りません。ゆっくり来る。だから逃げようと思えば逃げられる。でもどこでもいる。またゆっくり来る。イコール怖い。という流れです。
最近の見た目華やかで、でっかい音で怖がらせる映画と違い、ゆっくり静かにやってくる様は面白かったです。
「ゆっくり歩く」と低予算になる
ゆっくり歩くのには、なんか不気味なこと以外にもメリットがあります。それは、「お金がかからない」ということです。派手なアクションもないので誰でもできて、変にCG使う必要もない。結果とても安く仕上げることができます。
ホラー映画はいつだって低予算映画のターゲットになります。なぜなら、一つのアイデアで「怖く」=「面白く」なるから。
イットフォローズで僕が一番評価してるのは、このアイデアです。
たくさん映画を見てくると、何度か「またか…」と思うものがあります。いい映画はその隙間をかいくぐって、新しい映像を見せてくれます。時たまお金をかけないで。願わくば、新人監督にたくさん良いアイデアで出てきてほしいですね。