言の葉の庭は「雨」のお話
個人的には「秒速5センチメートル」より好きなので、今日は言の葉の庭についてつらつらと。
言の葉の庭におけるすごいところ
言の葉の庭は良い映画です。それはなぜか。それは「雨」の描写が綺麗だからです。
雨の描写が綺麗
「言の葉の庭」は雨の話です。とにかく前編雨が降っている描写が多い。
アニメにおいて、「雨」の描写は難しいです。雨というより水かな。水の質感、水の温度感などを絵で表現するのは難しいのです。
しかしどうでしょう。「言の葉の庭」の雨描写は完璧です。新宿御苑に降る雨のまあ綺麗なこと。はっきり言って、実写より綺麗です。なまものの映像では表現できないことを写していると言えます。
正直、とにかくここに尽きると思います。
雨のシーンが綺麗な映画は間違いなく名作です。「雨に唄えば」しかり、「七人の侍」しかり…。
僕が雨男であるということもあります
僕は何を隠そう雨男です。
なんか歳をとるとどんどん如実に雨男になっていく気がする。
だからこういう、雨を肯定的に描いている映画が大好きです。雨を待ち遠しく思い、朝起きて「雨だ!」と喜ぶ主人公、ラストの豪雨の中の会話、すべて最高です。
だって、雨の種類だけですごい細かい分類があるんですよ? すっごく素敵じゃないですか?