「逃げ」は役にたつのか、失策なのか
いつも嫌な自分や仕事から逃げたい時、舞城王太郎の小説にあった、こんな一説を思い出します。
しかし逃げはいつも最大の失策。逃げて勝った奴なんて本当はいないんじゃないか?逃げずに苦しんだとしても苦しみが報酬となる場合があるのだ。逃げて楽をしたとしても逃げたせいでいろんなものを失う場合もあるのだ。 『煙か土か喰い物』
— 舞城王太郎bot (@maijyo_bot) 2016年10月26日
今「逃げるは恥だが役に立つ」なんてドラマもやってますが、実際に逃げるのは悪手である側面の方が強いように思います。
逃げるのは簡単で、戦うのは難しい
嫌なことから目を反らして、逃げてしまうのは簡単です。
反面、いやな事に立ち向かって、しっかりと戦うのは難しい。
そりゃそうです。誰だって嫌なものは嫌だ。楽したい。楽しいことだけやって生きたい。でもそんなの不可能ですよね。ストレスと完全に避けて生きることができることは、社会生活を営む人にはかなり難しいのではないでしょうか。
戦わないと、逃げられない場面で戦う力がつかない
ずっと逃げ続けても、いざどうしても逃げられない場面で戦う力を手に入れることができないのではないでしょうか。
RPGでいうレベルがまったく上がらないからです。
戦って、レベルを上げないと。若い頃の方がレベルの上がりもきっと良いはず。