プレゼントしたい本は思い入れのある本
今週のお題「プレゼントしたい本」
ネタも思いつかないので、今日ははてなブログ公式の「今週のお題」で書いてみます。
今週はずばり「プレゼントしたい本」ということで、うーん何かな。
ふと思いついたのは小説
本と言っても絵本に漫画、実用書にビジネス書…ほかにも色々とあると思いついたのですが、俺は「小説」がいいなと思いました。
それはなぜか考えた時、小説は現代の、「スピード」が求められる娯楽の中において、楽しむのにかなり時間のかかるものです。それだけ、味わって楽しんで、思い入れも深くなるからかなーと思いました。単純に、僕が小説ばっかり読んでるからかもしれませんが。
「好きな小説」を聞けば、その人の人となりが少しわかりますよね。
角田光代「Presents」
ピッタリの小説がありました。僕の大好きな作家の角田光代さん著、「Presents」です。
この小説は、女性が一生のうちに色んな人からもらうプレゼントに関する短編集です。
親から初めてもらう「名前」や中学生のときの「初キス」など、色んな人からのプレゼントを題材にしていて、男から見ても楽しく読めました。
プレゼントはそのまま好意の表れ。好意と言わずとも、その人への「気持ち」の表れです。
目に見えない「気持ち」を見える形にして伝えるのが、プレゼントです。
好きな人に「何あげよう」と思いながら、プレゼントする品物を考えるの楽しいですよね。