ハッピーエンドとバッドエンドについて
ふと思いついたこのタイトルで書きます。
映画や小説や漫画などの終わり方について。幸せな終わり方が、「ハッピーエンド」暗い、救いのない終わり方が「バッドエンド」です。当然ですが、世の中にはハッピーエンドの物語の方がはるかに多いですよね。
ハッピーエンドの物語
ジャンプ漫画の三大原則を知っておられるでしょうか。
「友情・努力・勝利」です。ハッピーエンドとは、この勝利にあたります。
他人と友情を育んで、危機を努力で乗り越えて、最終的に勝利する。これぞ王道漫画の話運びです。
ラブストーリーなら、出会って、破局の危機で、でもやっぱりくっついてって感じでしょうか。王道は。
どうしてハッピーエンドが愛されるかというと、ひたすら楽しいからですよね。映画を見て、しんどい思いをしたい人なんていないはず。楽しい気分になりに映画を見るのです。
僕もこのハッピーエンドは大好きです。ハッピーエンドに到る流れが綺麗なら尚良し。
しかし中には、悪い終わり方をする映画など物語も存在します。
バッドエンド
主人公はたくさん苦しんで、救われるのかと思うと、結局つらい思いをして終わる物語も存在します。
僕を含め、どうしてバッドエンドが時に楽しいか、それを考えながら書いていますが、よくわかりません。中にはバッドエンドは嫌いという方もいますよね。
でも僕は、暗い終わり方が嫌いになれません。
今考えたのは、「バッドエンドは何か落ち着く」ということ。
僕はやはり根が暗いので、「ああやっぱり感」があるのかも。「ああ、結局がんばってもダメなんだ」という謎の安心感があるのかもしれません。もちろん苦しいし、悲しいけど。
それか、人生で今後起こりうる苦しい出来事を物語で知ることで、「予習できた」安心感があるんだろうか。
水道橋博士が行っていました。「映画とは人生の予行演習だ」
確かにそうですね。
バッドエンド…?
なんかぼんやりしたエンディングも多いですよね。
今思いついたのは今年公開の「葛城事件」。すごく暗いけど、最悪は避けた?いや悪いだろ…むしろ死ぬよりひどい…みたいな。
あーあとインセプションとか。どっちとも取れるみたいな。
余韻が残る映画も楽しいですよね。
うーんふわっとしたまま終わり